要領よく生きる

勉強も仕事もそこそこに自尊心を保ちつつうまいこと楽に生きたい

幼児教室の理論体系

幼児教育というと、理論体系が確立していない領域であるため、カルトと紙一重の非科学でファンシーな理論がまかり通っていると思われる方もいらっしゃるかもしれません。

大手に関して言えば、決してファンシーな理論ではなく、各種関係理論を体系化しようとした努力の集合であることがわかります。

しかしながら、中には、スピリチュアルやカルトのような中小の教育機関もあるかもしれませんので、気をつけましょう。

幼児教室も論理の組み立てをしている

先に述べた通り、幼児教育は一つの学問体系として大成されているわけではありません。
人文社会学(教育学、社会学等)、自然科学(脳科学等)、それらにまたがる心理学等の各種学問をベースに、事象ごとに理論を引用するスタイルとなっています。
そのため、「目指すべき人物像」や「あるべき姿」によって、理論の取捨選択・組み立ては異なります。
各塾の違いは、目指す方向性や、それに合わせた引用理論に違いが表れてきます。

時折、論理の飛躍や、学術的根拠が薄いと思われるものが見られますが、ベースは論理的な組み立てとなっているので、目くじらを立てるレベルのことではないと思います。

幼児教育の理論体系を、自分自身で網羅および大成されている方は少ないと思います。
そのため、このような教育機関が組み立てた理論を参考に、自身の持つ知見と称号して実践されていけば良いと思います。 x